東京は銀座、大阪は北新地、と呼ばれるほどの歓楽街。大阪・北新地。
進撃のノアさん、門りょうさんなど数々のトップキャバクラ嬢も北新地からスターになりました。
お金持ちの人が沢山飲み歩いている北新地でパパ活できるの？
北新地ってそもそも何？
アプリと北新地どちらがいいの？
沢山の疑問があると思います。
今回は、20歳〜23歳まで北新地でホステスをしていた私が北新地のパパ活事情を語ります！
ゆかり：25歳女性女子大生の傍ら、週4〜5回北新地でホステスをしていました。
大学卒業と同時にホステスは引退。その後OLをしながらもお客さんとは時々会ってご飯食べに行ってます〜❗
北新地って？
キャバクラ、ラウンジ、クラブなどの水商売関連のお店が軒を連ね、関西エリアの中でも高級飲食店が存在しているエリアです。
東の銀座、西の北新地というくらいに格式の高い花街として知られています。
大阪のJR梅田駅から徒歩10分〜15分程度で北新地の歓楽街に着きます。
北新地のホステスとは？
北新地には、キャバクラ・ラウンジ・クラブ・BAR・スナックなど様々な形態のお店が並びます。
それぞれの違いを簡単に説明すると、キャバクラは時間制で1時間5000円〜＋指名料＋ドリンクバックなどが付きます。通常キャバクラはカジュアルな雰囲気が多いですが、北新地のキャバクラは安いところ〜高級なところまで様々です。
クラブは、一見さんお断りのお店がほとんどで、座るだけで一人5万円する高級なお店もあります。クラブ内のルールは厳しいところが多く、働くホステスは容姿端麗はもちろん、マナーや立ち振舞、高い接客が求められます。
指名料などはなく、お客さんは基本的にママの客であることも多いです。ヘルプホステスでも日給が4万の店もあります。
ラウンジは、通常のショットバーと高級クラブの間に位置しています。店内にはソファーやボックスシートがあり、女性が横について接客します。ほとんどが会員制です。
クラブよりもリーズナブルです。ルールもクラブほど厳しくなく、ドレスではなく綺麗めな私服出勤であるところも多いです。
以下、私が働いてお店の話を中心にしていきます〜！
クラブ：一見さんお断り。女の子は容姿端麗でマナーも厳しい
ラウンジ：クラブと通常のバーの中間。
お客さんはどんな人？
北新地で飲んでいる(遊んでいるような人)はだいたいお金持ち。社長が圧倒的に多かったです。
私が働いていたお店の価格帯は、北新地では相場よる少し安め程度。座って、一人1.5万円＋(ボトルを空けたら)ボトル代。
某大手銀行や大手日系企業の役職以上の2次会などでもよく来られてました。
もっと大きなラウンジや高級クラブで働くと、上場企の社長さんや芸能人などもお客さんになります…!!
ITベンチャー起業家！のような人は全くいませんでした。
3年働いたお客さんたちのの印象は、「いい人だった！！！みんないいおじさん！！優しい人！！」。ボディタッチとかもほとんどない。時々酔っ払っているエロオヤジもいますが笑
基本的には、紳士にお酒を嗜む方が多かったです！
しかも、アラフィフ以上の人たちばかりなので、20歳そこそこの娘には優しいのですよ。
「娘と同じ年齢だぁ〜」なんて言われながら酒を飲んでいました…w
北新地のホステスの時給は？
だいたい時給3000円〜4000円のところが多いです！でもほんとにお店の形態による…!
「まりこママ」で有名なクラブ藤崎という高級クラブだと、日当4万円〜∞！
しかし、採用基準はとても高いです。モデル並みに可愛い子でないと入れません！
面接は30人受けて1人受かるか受からないか….。
※まりこママの本人のインスタ情報。
なので、一般的なお店で働くホステスは時給3000円〜4000円＋タクシー代やおひねり(チップ)が多いかな。
ホステスの中でも、日当制と売上制の2種類があるのでそれぞれ説明します！
日当制(ヘルプホステス)
基本的に最初のスタートは、日当制。大学生やOLのアルバイトホステスも日当制が多いです。
時給3000円で1日3時間〜4時間働くことが多いため。
受取は、現金で即日！同伴料などの他の手当はまとめて月末に頂いていました。
バイトや副業のホステスは大体この日当制がお多いです！要は、ヘルプのホステスというもの。
北新地に昔からあるお店の場合は、ママやチーママのお客さんだけでも沢山います。そのため、ヘルプでも充分忙しいですし、稼げるんです！
売上制
自分のお客さんがいるホステスは売上制にする場合が多いです。
※厳密なルールは店によって違います。
売上ホステスは梅田や北浜などのタワーマンションに住んでたり、ブランド品も多く持っていたりするので相当給料は高いはず！（もしくはお客さんに買ってもらっているかも）
別店で働いている大学生ホステス友達の給料は月平均80万＋プレゼントわんさかでした！誕生日月なんかは、余裕で100万超えてました！
帰りのタクシー代
ホステスの帰りの時間はお店のルールによって大きく2種類に別れます。
または
終電関係なく、閉店25時まで帰れないお店
24時の終電で帰れるお店は、自己負担の電車で帰ります。
25時まで帰れないお店には、「送り」という制度があります。お店が契約している車で家まで送ってくれるというものです。
値段は無料だったり、500円だけ引かれたりとこちらもお店によってルールは異なります。
高級クラブは、閉店の25時まで帰れないところが多いです。お客さんよりも先に「終電なので帰ります〜」というのは失礼になるから。
お店から頼まれたときは、家までのタクシー代全額をお店から頂いてました。
もしくは、アフターに行った場合はお客さんに送ってもらうか、タクシー代1万¥をもらって帰ってました！
1日のスケジュール？
ホステスの1日のスケジュールはこんな感じです。
同伴バージョンです。
18:30 飲食店にて待ち合わせ
18:30-20:00 お客さんとご飯(=同伴という)
20:00-20:30 お客さんと一緒に出勤
20:30 お店で接客
24:00 終電のホステスは帰る
25:00 閉店
25時以降 アフターに行く人は行く。遅くとも27時ごろには帰宅。
同伴がない場合は、20時に出勤して25時まで！
同伴に行った場合は日当＋同伴バック＋タクシー代などでヘルプホステスでも最低2.5万は貰えます！
昼職と比べると断然いいですよね。
北新地でホステスやりながらパパ活できるの？
ほっといても毎日出勤していたら誰かしらに「一緒にご飯行こう(小遣い付き)」「愛人にならないか？」といった声をかけられます。
25時ごろにお店が終わった後に「一杯飲みに行こう！」と誘われることも多いです。もっと気軽に「一杯ラーメン行こう！」なんかも。
そして、一杯飲んだりラーメンに行った後はタクシー代として必ず。1万円くれます！なぜか必ず。交渉必要なし。
※北新地内でそういうルールになっているのでしょう。
タクシー代の前に、そもそも通常の時給1.5万¥くらいは確定。
パパ活との境がわからないけど、それ相応の金額は稼げるのです！
北新地で会ったパパ特集
「具体的にどんなパパに会ったの？」気になる人いると思います。
ホステスをやっていたら、ご飯に行ってお小遣いをもらったり、アフター行ってお小遣いもらったりはもう日常茶飯事。
*アフター＝ホテルだと思っている人いますが、ホテルGOはありません。
「アフター行こう！」＝「もう一軒行かない？」という意味です！
そういった生活をする中で、今考えたらアレってパパ活だったよなぁ〜と思う案件があるので、いくつか紹介していきます。
中小企業の社長とタイ旅行10万円
よくお店に来ていたAさん(60代)は、製造業系中小企業の社長。その日は、接待で社外社内含め合計10人ほどを連れてお店にいらっしゃいました。
お酒を飲みながら話が盛り上がりイベントの話に。
今度この場にいる、メンバーでタイに行く！という話をしていました。私もノリを合わせて(仕事なんでねｗ)👩「タイ料理大好きです！」なんて適当なことを言っていると…
「現地でゴルフするから、キャディーをやってよ。ゴルフ以外の日程はゆかりちゃん一人で自由にしといていいから！」
ということで👩「じゃあ行きまーす！」と軽ノリで返答。
その場で👨「ほんまに行くんかぁ〜？」と確認されました笑
私は、👩「（内心：タイで買い物したいし、いいや！）行きますよ💖」と行ったらその場で決定！！
スケジュールを抑えられました。
後日お客さんAからLINEが来て、詳細を決めるということでインターコンチのBARで打ち合わせ。
飛行機代＋ホテルはもちろんお客さんAから出してもらい＋現金10万¥をチップ！そしてその現金10万¥をその場で渡してくれました！
部屋一緒でいいならお金が上がるよ！と言った趣旨のことを言われました。しかし、「無理！」と断り10万円のまま。笑
2泊3日をエンジョイしましたよ〜！
巨大不動産会社の社長。タクシー代は毎回2−3万支給される！
チーママのお客さんだった巨大不動産会社の社長Tさん(60代)。
チーママは以前、高級クラブにいたらしく、高級クラブからそのまま連れてきたお客さんだと言う噂。
身なりは、ハイブランドでキメていて、品がある方でした。なにより使う額がスゴかった❗まさにバブル。
Tさんは、よく会社の幹部も連れて複数人でお店に来てくれていました。グループのうちの一人が私のことを気に入ってくれていたようで、私も自然とお席に呼ばれる流れに。
飲むお酒は、オーパスやベルエポのロゼ。それに響の年代物。毎日のようにお店に来ていました。時には、15分程度で退店する時もありますが、その時もワインボトルをおろしたり…
時々24時過ぎに来店されるときがあるんです。遅くなりそうな時は、絶対にタクシー代をくれました。しかも毎回2−3万！
過去に一度、閉店時間25時を上回る時間まで盛り上がった時は、オーナーママに札束を渡していました。いくら持ってんのこわすぎ。
というわけで私も下っ端ヘルプホステスながら美味しいおこぼれを頂戴していたんです。
物流会社の社長。30万円上げるから愛人にならない？
最後に、リアル愛人話もありました。
よくお店に来てくれていた70近いおじさん。芦屋に一戸建てを持っている、物流会社の社長Sさん。
物腰は柔らかくて、すごーく優しい人でした。
来店したら、ボトルキープのウィスキーを飲んで、調子がいい時はシャンパン(モエシャンやブーブ程度)を1本くらいおろして帰る人。細くて長い客とはまさにこれ。
ある日アフターでBARに飲みに行っている時に「月30万円渡すから付き合わない？」と言われました。
え？これって愛人契約やん？？？
一瞬迷いましたが、丁重にお断りしました。今までと同じように、お店に来てもらうようにお願い。
愛人契約を承諾していたら、お店からのお給料月25万〜30万＋30万＝月給60万くらいになってたのに！
でも魂を売るのはやめました。
まとめ
以上私の北新地ホステス話を紹介しました❗
今は、マッチングアプリでも気軽にお金持ちの男性と出会えるようなりました。でもエッチで登録している人が多かったり、条件交渉を自分でしないといけなかったりしますよね。
ホステスをしていると、食事に行ってお小遣いもらえるなんてことは日常茶飯事。パパ活みたいなことは毎日起きています！
パパ探し中の女の子の参考になれば嬉しいです。
